高配当株投資の罠!配当金再投資でマネーマシンを作る?シャープレシオが重要だ!

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中田敦彦のユーチューブ大学で紹介された、日本人が大好きな配当金を積み重ねていく高配当株投資を、カリスマ投資系ユーチューバー高橋ダンが痛烈に批判!何が問題なのか?そして高橋ダンが勧める投資法までまるっと解説します。以下は要約になります。

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なぜ高配当株投資が人気なのか?

高配当の株式を保有して、自動的に配当金が受け取れる仕組みをつくって、受け取った配当を再投資すれば、どんどんお金が増えていっていつの間にかお金持ちになっている。こんな「マネーマシン」を作ろうと中田敦彦さんがユーチューブで勧めているが、これは間違いだ。

私が何年もウォール街で働き、その後も投資を続けてきた経験から「マネーマシン」のパフォーマンスは高くない。

上の図は、高配当株投資家がよく提示するもので、青い線が配当金を再投資した場合、赤い線が配当金を再投資しなかった場合を表したものだ。これを見せて「配当金が高い株を買って、配当金を再投資したほうが有利だ」と言う人がいる。確かに配当金は再投資したほうがパフォーマンスは高いが、さらに安全で高いリターンを狙える投資法がある。それが「ローテーション戦略」だ。

ローテーション戦略とは?

上の表は、緑の線が「世界的に安全とされる、株式3分の2、金3分の1のポートフォリオ」の推移、青の線が「ローテーション戦略で株式と金を購入したポートフォリオ」のリーマンショックを含む10年間の推移だ。明らかにパフォーマンスに差があるのが見て取れる。

「ローテーション戦略」とは、例えると前月に株式よりも金のパフォーマンスが高ければ金を購入し、金よりも株式のパフォーマンスが高ければ株式を購入する、これを毎月繰り返すことでポートフォリオを調整するというものだ。

上の表は、S&P500を買い持ちした場合と、ローテーション戦略をとった場合を比較したものだ。

①「S&P500 Buy and Hold」はS&P500に連動するETFを保有したもの。

② その下はSPY(米国株)、EFA(欧州)、GLD(金)のポートフォリオでローテーションしたもの。

③ その下は②にSHY(中期米国債)を加えローテーションしたもの

④ さらに③にTLT(長期米国債)を加えローテーションしたもの

「CAGR(年平均利回り)」、「シャープレシオ」、「ボラティリティ(変動率)」「drow down(最大下落幅)」となる。

「S&P500」を保有しているだけでは年平均利回りは8.45%だが、「SHY,EFA,金」でローテーション戦略をとると年平均利回りは15.8%と2倍近くになり、さらに米国債を加えることで利回りが上がるうえに、なんと最大下落幅を半分に抑えることができている。

このようにローテーションが「パフォーマンス」と「安全性」を兼ね備えていることが分かったと思うが、さらに重要な指標である「シャープレシオ」を説明したい。

シャープレシオとは?

シャープレシオは初心者でも必ず知っておくべき指標で、数値が大きいほどリスクを超えるリターンを得られていることを示し、シャープレシオを見ることで「効率よくリターンが得られているかどうか」がわかる。

もし、株式1銘柄に全財産を投入した場合、リーマンショックでは6割〜8割の下落も考えられ大きな変動率となってしまう。

対して、株式、国債、安全商品で多様化し10の商品に分散投資した場合、変動率は高くないのでリーマンショックでの下落率も抑えられる。

パフォーマンスが同じなら当然後者を選ぶだろう。投資においては、パフォーマンスだけを見て買ってはいけない。1つの株に集中投資すれば、ときには大きなリターンを得ることができるかもしれないが、それが最も優れた投資とはならない。同様に、米国高配当株を買って配当をもらっているだけではシャープレシオが低く、3%の配当をもらったとしても50%下落したら意味がない。

おすすめ投資法

高配当株を買ってただ持っていることの危険性とパフォーマンスの低さを理解してもらえたと思うが、ではどうすればいいのか?

私のおすすめは長期投資と短期投資に分けて投資をすることだ。特にリーマンショックなどのショック時は短期投資のパフォーマンスが高まる傾向にあり、長期投資だけではリターンが限られてしまう。

初心者はまず資産の10%から短期投資を始めるといい。短期投資は初心者には難しいかもしれないが、私の動画でテクニカル分析を学べばできるようになるはずだ。慣れてきたら最大で資産の30%まで短期投資をしても問題ないが、割合は自分の性格によって変わるため、自分自身に最適な長期投資と短期投資の割合を見つけてほしい。

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