高橋ダンが急成長を続けるベトナムに投資する方法を解説しました。ベトナムに投資する方法や、投資先としてベトナムに目をつけた理由まで、まるっと要約!
ベトナムが経済成長を続ける理由
人口動態
東南アジアで特に人口が増えている国は、ベトナム、インドネシア、フィリピンの三カ国で、頭文字をとって「VIP」と呼ばれ、今後大きな経済成長が見込まれている。

平均年齢も若く、20代後半が中央値となっている。
立地の良さ
インドネシアやフィリピンと比べ、ベトナムの立地は貿易に最適だ。
中国、日本、韓国、ロシアなどと貿易をしやすい場所にベトナムは位置しており、貿易の中心となることができる。
コロナ対応の素晴らしさ

ベトナムの人口は1億人近いにも関わらず、ベトナム政府は素晴らしいコロナ対応を見せており、現在新規感染者はほとんど出ていない。

素晴らしいコロナ対応により景気後退が起きておらず、他の先進国や途上国が軒並みマイナス成長となるなか、まさに異例のことといえる。
日本との関係
日本とベトナムは良好な関係にあり、ベトナムからは約41.2万人のベトナム人が日本に来ており、ベトナムにも約2万人の日本人が住んでいる。
日本のバイクや車がベトナムでは人気で、今後のベトナムの成長が日本の利益ともなる。
ベトナムの株式指数
ベトナム株に投資する際、参考にすべき株式指数は「VNIN」と「VN30」の2つだ。
「VNIN」の方が幅広く分散されており、チャートを見ると他の国と相関係数が高いことが分かる。
投資するべきETFは?
ベトナム株に投資する際、買うべきETFは「VNM」だ。
「VNM」はドル建てETFであり、不動産セクターが約26%と含まれている。
ベトナムのインフレ率は約5%となっており、土地の価格はインフレ率以上に上がるため、ETFに不動産が含まれることは好ましく、その他も幅広いセクターに分散されている。
また「VNM」は、ベトナム株式指数の「VNIN」と「VN30」と連動していることが確認できる。
終わりに

ベトナムのGDPは、2050年には世界14位に急上昇することが見込まれている。
長期投資ポートフォリオの1つとして、ベトナム株を組み込んでほしい。
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