池田渓『東大なんか入らなきゃよかった』から、プライドをズタズタにされた東大生の成れの果てを解説

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プライド肥大型の東大卒

多くの東大生は、一部の本物の天才と出会い一度は挫折するんですが、多くの学生は「自分は決して特別な人間ではない」と開き直ることで、楽になる選択をします。

ここで多くの学生は「せめて今できることを一生懸命やろう」と考えて、自らの気持ちに折り合いをつけていくことができます、

しかしごく一部、現実を受け止められず、かといって努力で現実を克服しようともせず、『東大以外の大学と学生を見下すこと』で精神の安定を保とうとする人がいます。

それがブライド肥大型の東大を卒業した人です。

もうこの人の中では「東大生でなければ人ではない」という状態です。

プライド肥大型の東大卒が生まれる理由

実はこれにも理由があって、東大に入る人の多くは予備校で東大受験コースに入っています。

そのときに、自己暗示といったメンタルトレーニングをするんです。

これはスポーツ選手もよくやっている手法で、試合前に「自分は絶対に勝てる。勝って当たり前だ」といったポジティブ思考を徹底的に脳に刷り込み、本番に緊張や不安でパフォーマンスが低下するのを防ぐためのトレーニングをするんです。

受験生も競い合いという点ではスポーツ選手と同じなので、予備校では「東大だって受かって当たり前」という意識をすり込みます。

そうして「東大・京大は当たり前。早慶上智は滑り止め。〇〇大学は受ける価値なし」といった感じに、徹底的に刷り込まれるんです。

これがどうなるのかというと、晴れて受験戦争を勝ち抜いた東大生の中には、東大・京大以外の大学を見下す人が出てくるんです。

実際、著者の池田さんも東大に入学して一ヶ月間は、この学歴カースト制度に影響されて、キャンパスの中を根拠のない自己肯定感とともに、風を切って闊歩していたそうです。

プライド肥大型東大卒の成れの果て

こうして東大に入った時点で人間的に成長が止まり、卒業して社会の荒波にもまれても考え方を変えられない東大生が実際にいます。

そしてそういう人は、仕事にしても人間関係にしても自分の考えに固執してしまって、誤りは決して認めません。

そして、いつだって他人をバカにしていて、話も聞きません。

それでいて大抵は仕事のセンスも悪いものだから「あの人は東大を出ているのに使えないよね」なんて陰口をたたかれてしまうんです。

学歴なんて無数にあるパラメーターの1つなのに、そこにしがみついてしまうんです。

東大ってだけで憧れてしまうことがありますが、確かに超天才がすぐ近くにいるのって、それはそれで辛そうですよね。

この本には他にも、『東大うつ』『東大プア』『東大いじめ』など、さらに過酷な真実が書かれていますので、気になる方はぜひポチってみてください。

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