読めば雑談ストレスがゼロに!井上智介『ストレスゼロの雑談』を解説する

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今回は井上智介さんの著書『ストレスゼロの雑談』を紹介していきたいと思います。

いきなり質問ですが、あなたは雑談が苦手だとか営業がしんどいとか、休憩中の会話が一番の苦痛だ…といった悩みありませんか?

特に偉い人が相手だと「いい天気ですね…」みたいな会話しかできず、どうしようもない雰囲気になって時間が経つのが遅くなりますよね。

あの時間は本当に耐えられません。

ですがこの本を読めば、あの気まずい沈黙と一生おさらばすることができちゃいます。

この本には雑談のストレスをなくすコツが、『目的』『自己開示』『話題』『聞き方』『話し方』この5つのステップで構成されていて、この記事では私が面白いと思った『目的』について話していきます。

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雑談の目的

結論から言うと雑談の目的は『おもてなし』です。

実はこの『おもてなし』が無理をしないで雑談するのにお勧めなんです。

例えば電車でおばあちゃんに席を譲ったとき、自分の心がほっこりと温かくなった経験ってありませんか?

このおもてなしをすると体の中でオキシトシンというホルモンが分泌されて、不安や緊張を和らげてくれたり、幸福感を高めてくれる効果があるんです。

もちろんこのおもてなしは自分だけでなく相手にも効果があるので、心を開いてくれることでお互いに良い関係を作っていくことができるのです。

ただ私たちが普段考える雑談は、『相手と仲良くなること』や『本題までの間を埋めること』を目的として考えがちですよね。

私これを聞いてびっくりしたんですが、著者の井上さんによるとこの2つの目的はNGだそうです!

それがなぜかというと、この2つの目的はすべての人に当てはまらないからなんです。

例えば、あなたは雑談相手の上司や取引先、ただの顔見知りの人とどこまで親密度を高めたいと思いますか?

できることならそんなに関わりたくはないかなと思いますよね。

相手と仲良くなる、親密な関係を目指すことは間違ってはいないんですが、こういう本心ではないところを目的とすると雑談自体が苦痛となってしまって、最終的には自分にとって大きなストレスを感じてしまうんです。

また本題までの間を埋める場合であっても、時と場合によってその時間は変わってきます。

例えば何かの打ち合わせで初めて会うときなら、最初の5分くらいは軽く雑談挟むくらいの時間はありますよね。

一方で同じアパートの顔見知りと近くのスーパーであって、そこから家まで一緒に帰るとなれば10分くらいは雑談しないといけなくなります。

ですから状況に応じて時間をつぶすことを目的とした雑談は、とても難しいです。

ではここからが本題で、おもてなしを目的とした場合どのように雑談を始めていけばいいのかというと、『ご挨拶』から始めるんです。

実は最初の挨拶がうまくできないと、その後をどれだけ雑談のテクニックを使っても相手との距離を近づけることは困難になります。

ここで一つ最初の挨拶がかなり重要だとわかる、スタンフォード大学のナリーニ・アンバディ教授の研究を紹介します。

初対面同士の生徒と教師に時間を設定して、コミュニケーションをとってもらいます。

時間は2秒、5秒、10秒、数分間と徐々に長くしてき、同じ相手と複数回会話をしてもらい、その後生徒たちに教師に対する印象を確認しました。

すると2秒後の印象も、5秒後の印象も、その後もなんと教師に対する印象が変わることはなかったんです。

これつまり、最初のたった2秒で相手の印象が決まってしまうということを意味してるんです。

雑談する相手との関係性が遠ければ遠いほど、3秒でできることなんて挨拶くらいしかないですよね。

ですから逆に言えばこの挨拶がうまくいけば、あなたに対してポジティブな印象をずっと持ってもらうことが可能になるんです。

まずはこれだけでも頭に入れておきましょう!

とにかく挨拶が大事!印象はそれで決まるのです。!

好印象を作る意識

ではたった2秒で、好印象な挨拶をするにはどうしたらいいでしょうか?

これ結論から言うと、表情と声を大切にしましょう!

アメリカの心理学者メラビアンの公式から、『表情と声』が相手に伝わる情報の中で90%以上の影響力を持つということがわかっているんです。

まず挨拶をする時はいい顔が基本です。

誰かと会った時は普段から目尻を下げて、口角を上げて挨拶をするようにしましょう。

「笑顔であいさつするなんて当たり前でしょ!」

こう思うかもしれませんが、実はオフィスで表情が暗い人って多いんです。

普段自分の表情って鏡で見ること少ないと思うんで、この記事を見終わったら自分の表情を確認してみてください。

自分の顔であっても、無表情ってどこか怖い印象を受けるんですよ。

これは自分に余裕がないときであれば、さらに表情が硬くなっている場合があります。

とにかく笑顔が大事!これを意識しましょう。

自然と笑顔が出る方法

普段から自然と笑顔が出るようになる、超簡単な方法を紹介します。

まず口元のストレッチです。

「イー」と言いながら5秒間キープし、次に「アー」と言いながらこれも5秒間キープします。

次は目元のストレッチです。

まず5秒間、全力で目を開きます。

次に5秒間ぎゅっと目を閉じます。

たったこれだけ、超簡単ですよね。

この2つのストレッチを毎日5セット行うだけで、自然な笑顔がベストのタイミングで出てくるようになるんです。

これ私も最近やってるんですが、歯磨きしているときなど、1日をスタートするときの毎朝の習慣と一緒にやるのが忘れにくいのでおすすめです。

声の高さ

あいさつでは声の高さを意識するようにしましょう!

これは私も普段から意識していて、低い声だと聞き取りにくいことがけっこうあるんです。

もちろん、まじめそうとか落ち着いているといった印象与えいうことも低い声はあるんですが、初めての取引先のような関係が遠い人だと、「機嫌が悪いのかな?」と思われてしまって、ネガティブな印象を与えてしまうんです。

ですから『おもてなしの挨拶』では、少し高めの声を出すようにしましょう。

ただ中には地声が低くて、高めの声が出せないという人もいるかと思います。

そういう人は、少し早いテンポで挨拶をしてみましょう。

そうすることで会話が軽やかな感じになるので、重苦しい印象を与えずに済むようになります。

雑談の話題

雑談の話題は、誰もが超悩みますよね。

私も困っていたことがあって、『盛り上がるネタ50選』とかよくネットで調べて用意していました。

ですが今から紹介するたったひとつのポイントさえ押さえておけば、初対面の人との話題に困ることがなくなります。

それは相手が所有・所属しているものを話題にするという方法です。

自分は話さなくていいんです。

雑談は聞けばいいんです!

中でも特にオススメなのが『名前』『会社や学校』『今いる場所』の3つを話題するんです。

話題その1『名前』

まず名前を話題にするということですが、これはあなたの素直な気持ちや感じたことを相手に伝えるだけでいいんです。

例えば相手の名字が珍しいなと思ったら、「珍しい名字だと思ったんですが、よく言われませんか?」こうやって聞いたらいいんです。

他にも例えばお寺出身のような名字だと感じたら、「名字を聞いて思ったのですが、もしかしてご実家がお寺だったりしますか?」こうやって相手に尋ねてみましょう。

こんなことを聞いたら失礼だんじゃないかと思うかもしれませんが、逆にあなたが初対面の人に「お寺がご実家ですか?」と聞かれて、嫌な思いがしますかね?

大半の人は聞かれても嫌な気持ちにはならないかと思います。

ですからあなたが疑問に思ったことを素直に口に出すことが、実は雑談をうまくやる基本になるんです。

話題その2『会社と学校』

続いて会社や学校も相手になじみがあるので、話が広がりやすい話題なんです。

もし事前に相手の会社や学校がわかっているなら、会う前にホームページなどで所在地や社長の名前、企業理念などを調べておくといい良いかと思います。

実際これを調べるだけだったら、5分もあれば出来ちゃいます。

こういった準備ができると。「ホームページで確認したのですが、御社は本社が大阪なんですね!大阪に出張とかもあるんですか?」とか、「御社は駅からかなり近いと思いますし、あの辺りならランチとか困らなそうですよね!」というように、いくらでも話題を出すことができるのです。

ちなみに私の場合だと、勤めている企業をめっちゃ褒めることをよくやります。

「大きな会社に勤めてるんですね!」

「有名な企業ですよね!すごいなぁ」

大企業に勤めている人で、こう言われてイヤな反応する人は絶対いないので使えます。

また仕事上の話だと、名刺交換を活用するのはアリです。

例えば「部署で主にどんなお仕事を担当されているんですか?」と聞くこともできますし、「この業界は長いんですか?」こうやって幅を広げた質問をすることもできます。

ちなみに最近だと、仕事に直結しなそうな資格をあえて名刺に書いてる人もいるんです。

例えば著者の井上さんは、 IT企業の人なのに名刺に『野菜ソムリエ』を記載されている人に出会ったことがあるそうです。

これ相手が「ここに触れてくれっ!」て言ってるようなもんですよね(笑)

むしろスルーする方が失礼になります。

実際このときは、名刺にそのような記載が許されている企業の心の広さの話につながって、雑談が大盛り上がりしたそうです。

ぜひ渡された名刺から、一つの話題を見つけることに挑戦してみてください。

今いる場所

例えば「この場所には、どのようにして来られたんですか?」とか「この近くに新しいパン屋さんができたみたいで、帰りに買って帰ろうと思っているんです。」といった具合に話題を振ることができます。

また他にも、今の場所に来るまでのエピソードを伝えることもできるんです。

「ここに来るとき電車に乗ってきたんですが、隣に立ってた人のイヤホンから音楽がガンガン音漏れしていて驚いちゃいました。注意しようと思ったんですけど、なんか怖くて注意できなくてそのまま降りちゃいました。」という感じです。

ここでのポイントは、音漏れしている乗客がいたということではなく、注意しようと思っけど怖かったという『感情』を伝えることです。

こうすることで「確かにその状況で声かけるのって勇気いりますよね。私も絶対無理かもな」といった具合に、相手に興味を持ってもらえる雑談になるんです。

まとめ

今回紹介した3つは一例に過ぎないんですが、相手の所有・所属しているものに注目してみると、話題に困ることが一気になくなります。

雑ではない雑談こそ、ストレスがゼロになる方法なんです。

この本には今回紹介した以外に、雑談の聞き方や話し方などのコツが本当に詳しく書かれています。

興味がある方は是非ポチってみてください。

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